今回は平成17年~22年のセレナ(型式で言うとC25セレナと言われます)のラジエーター交換・修理費用です。
エンジンから白い煙が出てきた!水温計がめっちゃ上がってる、もしくは赤いランプが付いた!エンジンの温度が上がりすぎていて起こる症状と警告です。
水温計は、デジタル又はメーターで表示されるモノと、青いランプ/赤いランプで表示されるタイプがあります。エンジンをかけてすぐの時に青いランプついていませんか?アレです。厳密には「水温計」ですが、エンジンが熱くなりすぎているのを教えてくれるモノです。
このランプはエンジンが温まると消えますが、熱くなりすぎると赤く光ります。
この年式のセレナの弱点は、ズバリ!ラジエーターという部品です。
そもそもラジエターって何? 「水温計」と書きましたが、エンジンが熱くなりすぎないように、エンジンには「水(冷却水またはクーラントと呼びます)」が流れています。エンジンを通って来た水は高温なので、それを冷やしてまたエンジンに送る。この「水を冷やす」作業をする部品です。これが壊れるとエンジンは冷やされず、オーバーヒートを起こします。
このラジエーターが、セレナは10万キロ前後で故障する/水漏れしてしまう事が多いんです。そのままにしておくと、エンジンが冷やされずにオーバーヒートを起こして、止まってしまいます!
兆候
運転中に水温計なんて、滅多に見ないですよね。しかも冷却水が漏れてて足りなくなっていても、しばらく走らないと、赤いランプは付きません。みなさん大体、エンジンから煙が出て初めて気が付きます。運転した後に、エンジンから何だか甘い様な、変なニオイがする。駐車場の地面に何かが漏れている跡がいつもある。などの違和感を感じたら、下記の写真のエンジンルームにある冷却水が足りているか、確認しましょう!MINを下回っている時は要注意!近くの整備工場に聞いてみましょう。
目次
セレナの水漏れ/ラジエーター交換費用/部品代・工賃
実は同じ部品でも、種類は3つあります。日産のディーラーで提供する「純正品」。日産以外の会社が作って販売する「社外品」。壊れた部品をキレイに直して販売する「リビルド品」です。よほど大事な部品で無ければほとんど「社外品」でまかなえます。
しかし、自分で判断せずに、整備士に相談するのは大事です。中には「中国製」で交換してもまたすぐ壊れる、なんて部品もありますので。今回は「社外品」なので12,600円です。ディーラーの「純正品」ですと4万円~5万円程かと思います。
ラジエター | その他冷却水/ホース等 | 工賃 | |
部品代 | 12,600円 | 14,688円 | 16,200円 |
合計 | 43,488円 |
日産ディーラーで、純正品で修理した場合は7万円~8万円程でしょう。
どこでセレナのラジエーター修理/交換をすれば安くなるのか
ディーラーでの修理は高い。社外品が安くて良いのはわかったが、どこで修理すれば良いのかわからない。そんな時にとっても便利なのがこの、グーネットが運営しているグーピットです。
無料で近くの整備工場が検索出来て見積りが出来るのと、部品持ち込みがOKです!社外品はヤフオクやAmazon等で安く買えますので、修理をするならここで検索して、部品を持ち込んで、安く直しちゃいましょう!その場合は「C25 セレナ ラジエーター」で検索して、出品者側に問い合わせが出来るなら必ず「適合確認」をしましょう。
適合確認が面倒な場合は、検索して出てきたグーピットのお店に「社外品で修理したい」と伝えれば準備してくれるはずです。
C25セレナを高く売りたい/高価買取してもらうには
セレナは子供のいる家族に未だに人気で、まだまだ高価買取が期待できる車です。修理をする前に今売ったらいくらになるのかを知るのは、今後損をしない為にも必要です。それにはココがオススメ。ささっと45秒でスグに大体のセレナの値段がわかります。「こんなに高いの?」と思ったら売ってもイイですし、「この値段なら修理して乗ろう」となるかもしれないので、今の値段を知っておくのはとても大事です!
さらに実は、買取値段には故障しているかどうかはあまり関係ありません。理由は簡単で、買取った車屋さんは、ラジエーターで例えると修理に必要なのは「部品代」だけで、「工賃」はかからないので12,600円で修理できちゃうからなんです。
いくら国産車といえど、10万キロ前後になると他にも不具合が出てきます。代表的な所で「パワースライドドア(約10万円)」や「ハブベアリング(約5万円)」という足廻りの部品など。これからもそういった不具合と付き合って行くか、高価査定が付いたら売って次を探すか。今のセレナの値段を知って、修理するか、売るかを決める大事な指標になりますよっ。
10万キロ超えのセレナは売るべきなのか?